バルサが墜落事故の犠牲となったシャペコエンセに招待状 来季開幕前の親善試合で対戦か

来夏のガンペール杯に招待する意向とクラブ公式サイトで公表

 スペイン王者バルセロナが、来季開幕前に行う親善試合のジョアン・ガンペール杯で、コロンビアでの航空機の墜落事故に巻き込まれ、監督、スタッフ、選手が犠牲となったブラジル1部シャペコエンセとプレシーズンマッチで対戦することになりそうだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 シャペコエンセは先月28日、航空機事故に直面し、かつてJリーグにも所属経験のあるFWケンペス、MFクレーベル・サンタナ、MFアルトゥール・マイア選手らをはじめとした71人の尊い命が失われた。悲しみに打ちひしがれるクラブに対して全世界のサッカープレーヤーから追悼の声が上がるなか、シャペコエンセに対してカタルーニャの雄が手を差し伸べた。

 クラブ公式サイトによると「FCバルセロナは、事故で選手を失ったブラジルのクラブがレベルを取り戻すための復旧への一助になる」と冒頭に記し、8日付でシャペコエンセに対して毎年開幕前の恒例行事であるジョアン・ガンペール杯出場への招待状を送ったという。

 

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