三笘薫は「常にトゲのような存在だった」 マンU戦ノーゴールもブライトンメディアは評価
相手ダロトと白熱のマッチアップを展開
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、9月16日のプレミアリーグ第5節マンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)でフル出場した。ブライトン地元メディアは、「ユナイテッドにとっては常にトゲのような存在だった」と評価している。
開幕から5試合連続スタメンに名を連ねた三笘は前半3分、左サイドを駆け上がろうとしたが、相手DFディオゴ・ダロトのタックルに阻止されてカウンターのチャンスを逃した。
試合が動いたのは前半20分。右サイドからコートジボワール代表FWシモン・アディングラが折り返し、元イングランド代表MFアダム・ララーナがニアでスルー。古巣対決となった元イングランド代表FWダニー・ウェルベックが合わせて先制ゴールを奪った。
ブライトンの1-0で折り返したゲームは後半8分、三笘が起点となり、ガーナ代表DFタリック・ランプティを経由して、最後はドイツ代表MFパスカル・グロスが絶妙なシュートを突き刺して追加点を奪った。
ブライトンは後半26分にチーム3点目を挙げたが、その2分後にユナイテッドのチュニジア代表MFハンニバル・メイブリに豪快なミドルシュートを食らい、1点を返される。三笘は後半34分、左サイドを駆け上がりライン際をえぐってチャンスを作ったが、ユナイテッドGKアンドレ・オナナの牙城を崩せず。試合はブライトンが3-1で制した。
ブライトン地元メディア「Sussex Express」は、ユナイテッド戦の選手採点(10点満点)を実施。最高点はグロスの「9点」で、「彼についてこれ以上言えることがあるか? 中盤で順調に調子を上げている。チーム2点目は、三笘がパスを出した時から動き始めていた」と高評価を受けた。
三笘はチーム6位タイの「7点」。「今日はスコアシートに名は刻めなかった」としつつも、「ユナイテッドにとっては常にトゲのような存在だった」と、キレのある攻撃の相手の脅威になっていたと分析していた。