地元紙がかつての名門ミランとインテルを痛烈批判 「ミラノ沈没」「枯れた小枝」

本田は「消えていた」

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランと、DF長友佑都の在籍するインテルが、7日のリーグ戦でいずれも敗れ、順位を下げたことで地元メディアは「ミラノ沈没」や「ミランとインテルは枯れた小枝」などと両名門の不振を特集した。
 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は「ミラノの街がピンチ。ミランとインテル、なんて枯れた小枝!」と見出しで特集している。かつての経済力をさまざまな理由で失った両名門の敗北を厳しく断罪し、こう指摘する。
「現在3位のスーパーなジェノアとウディネーゼは、ミラノの小さな、小さな、2チームを倒した。ミランOBのアントネッリはゴールでミランに罰を与え、ガスペリーニは高く順位を上げた。インザーギのチームはスローで、中盤は攻撃にマリーシア(ずる賢さ)がわずかしか見られなかった」
 本田も2試合連続で先発したが、見せ場をつくれずに後半26分に途中交代となっている。記事では、こう伝えられている。
「ロペスは、とりでになっていた。メクセスはレッド。本田は消えた。メネズはエゴイスト」
 堅守のGKディエゴ・ロペスをたたえ、不安定な守備を見せた元フランス代表DFフィリップ・メクセスにはレッドカードを突きつけた。ピッチ上で存在感を発揮できなかった本田は「消えていた」とバッサリ。元フランス代表FWジェレミー・メネズの独善的なプレーぶりも批判の対象となった。

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