ピトゥカ退場→10人で完封勝利 鹿島、対C大阪戦は13試合連続無敗に…支配率は27 .4%

鹿島が数的不利のなか1-0勝利【写真:徳原隆元】
鹿島が数的不利のなか1-0勝利【写真:徳原隆元】

データ会社「オプタ」が鹿島×C大阪のデータを公開

 鹿島アントラーズは9月16日、J1リーグ第27節でセレッソ大阪と対戦し1-0の勝利を飾った。データ会社「オプタ」によると、鹿島はJ1での対C大阪戦はこれで現在13試合連続無敗を記録したという。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 ホームにC大阪を迎えた一戦は、エースのゴールで幕を開ける。前半13分、FW鈴木優磨が最終ラインのボールをかっさらい、GKとの1対1を制して先制。早い時間帯の得点で優位に試合を進められるかと思われたが、同23分にアクシデントが起こる。

 鹿島MFディエゴ・ピトゥカが球際に飛び込み、相手MF喜田陽と交錯。岡部拓人主審はピトゥカのファウルを取った。その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、岡部主審は直接映像を確認するオンフィールドレビューを実施する。

 映像ではピトゥカの左足裏が喜田の左脛を直撃しており、検証の結果ピトゥカにレッドカードを提示。残り時間を鹿島は1人少ない10人で戦うことになった。それでも鹿島は90分、C大阪の攻撃を防ぎきり1-0の勝利。厳しい状況のなかでも勝ち点3を手にしている。

「オプタ」によると、鹿島はJ1での対C大阪戦はこれで現在13試合連続無敗を記録(11勝2分)。また、この試合の鹿島のボール支配率は27.4%となる。白星を挙げたリーグ戦では、2021年8月の横浜FM戦(27.1%、2-0)に次いで、直近9シーズンで2番目に低い数値になっているという。

 前半にピトゥカ退場というアクシデントもありながら、10人で守り切った鹿島の勝利についての、興味深いデータとなっている。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング