アーセナル、英紙が選ぶエバートン戦予想スタメン 好調の冨安はベンチスタートか
CB起用も噂されているが…
イングランド1部アーセナルのDF冨安健洋は9月の日本代表の欧州遠征でハイパフォーマンスを披露し、英国メディアからも絶賛されていた。現地時間9月17日に行われるプレミアリーグ第5節エバートン戦ではセンターバック(CB)起用も噂されているなか、英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の予想スタメンからは外れている。
アーセナルのミケル・アルテタ監督はここまで昨季プレミアリーグで2位に入ったメンバーをあえて固定せずに戦っている。期待の新戦力だったオランダ代表DFユリエン・ティンバーの負傷離脱という誤算もあったなかで、中盤が本職のガーナ代表MFトーマス・パーティーを右サイドバック(SB)で起用するなど新たな戦い方をテストしている。
鼠径部の負傷により前節のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)の欠場を余儀なくされたトーマスがエバートン戦も引き続き起用できない見込みとなり、最終ラインの構成は昨季の定番4バックが継続となりそうだ。さらに前線ではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが今季初めて先発する期待も高まっている。
英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」による予想スタメンは以下の通り。
GK
アーロン・ラムズデール
DF
ベン・ホワイト
ウィリアム・サリバ
ガブリエウ・マガリャンイス
オレクサンドル・ジンチェンコ
MF
マルティン・ウーデゴール
デクラン・ライス
カイ・ハフェルツ
FW
ブカヨ・サカ
ガブリエウ・ジェズス
ガブリエウ・マルティネッリ
日本代表ではCBとしてドイツ戦、トルコ戦ともに安定したパフォーマンスを見せていた冨安はベンチスタートが濃厚と見られる。先発フル出場で攻守両面に奮闘したドイツ戦のパフォーマンスは英国メディアでも絶賛され、代表戦で負傷交代したマガリャンイスの代役としてCB起用される可能性も指摘されるほどだった。アーセナルでは左右のSBが定位置だが、今後の起用法が注目される。