「ハッキリ言って異常」 三笘薫、ドイツ戦の1対2局面打開“吸い付きドリブル”に驚き「恐るべし」

三笘薫のドリブルシーンに注目【写真:徳原隆元】
三笘薫のドリブルシーンに注目【写真:徳原隆元】

独代表キミッヒ&ビルツと対峙で見せた圧巻技に熱視線

 イングランド1部ブライトンのMF三笘薫は、日本代表の欧州遠征2試合のうち、ドイツ代表との一戦に出場。ゴールこそ奪えなかったものの、ドリブル突破で好機に絡んだなかで、先制点につながった一連のシーンにおける華麗なテクニックに「ハッキリ言って異常」「恐るべし」などの声が寄せられ注目されている。

 日本は4-2-3-1システムを採用し真っ向勝負で臨んだなか前半11分、DF菅原由勢からの右クロスをMF伊東純也が押し込んで先制。その後、同点ゴールを許したものの、同22分にFW上田綺世、試合終盤には後半途中出場したMF久保建英のアシストからFW浅野拓磨、MF田中碧にもゴールが生まれて4得点で大勝した。

 先発した三笘は後半39分までプレー。注目されたのは伊東の先制ゴールにつながった直前のシーンだ。敵陣左サイドでボールを持ったなかで、DFヨシュア・キミッヒ、MFフロリアン・ビルツと対峙した1対2の局面を迎える。ここでビルツがボール奪取を試みた際、瞬時に右足のインステップでボールを内側から外側へ移動させるテクニックで打開した。

 ゴール前でのMF守田英正とのワンツーパスは阻まれたものの、相手のクリアボールを拾ったDF冨安健洋の右サイドへの展開から最終的に日本が先制ゴールを奪取。三笘が1対2の局面を打開したプレー場面はJFAの公式YouTubeチャンネル上でアップされており、映像ではボールが右足に吸い付いている様子が映されていた。

 驚愕のテクニックにSNS上では「ドイツ選手2枚つけて止められない、止めきれないってのはハッキリ言って異常」「恐るべし」「ボール足に吸い付きすぎでしょ」といった驚きの声が続々。代表ウィークを終えたものの、強豪国相手に三笘らしい高度な技術を発揮していたワンシーンへの反響が広がっていた。

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