浦和が痛恨スコアレスドロー ホーム京都戦で勝ち点1止まり…再三の決定機逸が響く

浦和は決定機を決め切れず京都とスコアレスドロー【写真:徳原隆元】
浦和は決定機を決め切れず京都とスコアレスドロー【写真:徳原隆元】

前半から試合が膠着状態に、攻勢強めるも0-0で引き分け

 浦和レッズは9月15日のJ1リーグ第27節で京都サンガF.C.と対戦し、多くの決定機を決められずに0-0で引き分けた。

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 浦和はスタメン出場のMF岩尾憲がJ1通算100試合出場を達成。12日に日本代表の国際親善試合トルコ戦でゴールしたMF伊藤敦樹はベルギーから移動して中2日のゲームにベンチスタートで、MF安居海渡がボランチに入って17歳MF早川隼平がトップ下に入った。

 前半は両チームともゴール前まで攻撃を運ぶことができずに試合が膠着。その中で前半アディショナルタイムに浦和は最終ライン背後に抜け出したMF関根貴大がGKク・ソンユンと1対1になるも、GKをドリブルで外そうとしたプレーが中途半端になってシュートを打ち切れずに決定機を逃してしまった。

 ハーフタイムに浦和はDF明本考浩を酒井宏樹、伊藤を早川に代えて投入。安居をボランチに下げた。徐々に浦和ペースになった試合は京都が後半途中に5バックに変更するも、浦和はFWホセ・カンテが力強いボールキープからペナルティーエリア内まで進出してシュートを放つなどチャンスを作るようになっていった。

 そしてルヴァン杯で活躍したFWブライアン・リンセンとFW髙橋利樹を投入したラスト20分は一気に攻勢を強めた。後半30分には最終ライン背後に抜け出したリンセンが余裕を持ったGKとの1対1になったが、シュートを決めることができず。2分後には右サイドに切り込んだ伊藤からマイナスのラストパスを受ける決定機もクロスバーのはるか上にシュートを飛ばしてしまった。さらに2分後にはカンテのパスをペナルティーエリア内で受けてのシュートチャンスは右に外し、オランダ人ストライカーは立て続けに決定機を逸してしまった。

 マチェイ・スコルジャ監督はラスト10分を切ったところでFW興梠慎三をMF小泉佳穂に代えてピッチへ。FW登録の選手を4枚ピッチで同時にプレーさせて勝利への強い意志を感じさせた。しかし、最後までゴールを割れなかった浦和はこのまま0-0で引き分け。上位を追う立場ではホームで勝ち点3を逃した結果は痛恨のものになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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