ウォルバーハンプトン戦の今季初得点がリーグ月間最優秀ゴールに

　イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の今季リーグ戦初ゴールが、8月のプレミアリーグ月間最優秀ゴールに選出された。同選手は8月19日のプレミアリーグ第2節ウォルバーハンプトン戦（4-1）で相手守備陣を次々と突破した衝撃のドリブル弾をマークした。

　三笘は開幕節のルートン・タウン戦で1アシスト、続くウルブス戦で1ゴール1アシスト、第4節ニューカッスル戦では1アシストと、シーズン開幕早々から好調ぶりを顕示。自慢のドリブル技術で英国中を席巻した昨季同様、今季もその卓越したテクニックに注目が集まったなか、ウルブス戦の先制ゴールシーンで観る者の度肝を抜いた。

　0-0で迎えた前半15分、左サイドでDFネルソン・セメドとのマッチアップ場面で仕掛けると、左肩を引っ張られながらもそのまま加速して中央を突破。追いすがるMFジョアン・ゴメスをスピードで剥がし、さらにペナルティーエリア付近で寄せてきた2人もぶち抜くと、最後は右足でフィニッシュした。

　このゴールが、プレミアリーグ8月の最優秀ゴール賞にノミネートされていたなか、ファン投票と専門家委員会の選考により、同賞を見事に受賞。日本人選手では初の快挙となった。