マンU指揮官、規律違反のサンチョに謝罪要求 メンバー外理由へ“異論”SNS投稿が波紋
アーセナル戦メンバー外理由へ異論投稿が物議、騒動を受けトップチームから外される
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWジェイドン・サンチョはSNS上で監督への不満をぶちまけるなど規律違反によってチームトレーニングから外された。エリック・テン・ハフ監督はサンチョに謝罪を求めていると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
サンチョは9月3日に行われたアーセナル戦(1-3)でベンチ入りメンバーから外れた。試合後、テン・ハフ監督は「試合前のトレーニングに基づいて彼をメンバーに選ばなかった」とサンチョがメンバー外となった理由を明かしたが、サンチョは自身のSNSを通じて「事実とは異なる。僕は長い間、スケープゴートにされている」などと投稿して波紋を呼んでいた。
こうした騒動を受け、ユナイテッドは14日にクラブ公式サイト上で「ジェイドン・サンチョはチームの規律の問題が解決するまでファーストチームのメンバーから離れ、個人トレーニングプログラムを続ける」と声明を発表。騒動が解決するまでサンチョはチームから外れることになった。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、テン・ハフ監督はこのまま引き下がるつもりはなく、自身の権威に異論を唱える行為を許さないとしてサンチョからの謝罪を求めているという。クラブ内ではサンチョに同情する声もある一方で、SNSを通じて監督を非難するサンチョのやり方には賛同できないとの意見が強いようだ。
テン・ハフ監督の下で思うように出番を得られずに苦しんでいたサンチョ。自らの行為で立場をさらに悪くしてしまったが、謝罪して指揮官と和解することはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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