レアルが久保建英を警戒? 「“元選手”の法則」にスペイン紙注目「メインの脅威となる」
レアルの今季2失点はいずれも元所属選手が決めたものと現地紙指摘
スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月17日に行われる敵地でのラ・リーガ第5節でレアル・マドリードと対戦する。スペインメディアは、今季ここまでリーグ戦4試合で3得点1アシストを記録し、古巣対決ともなる日本代表MF久保建英をキーマンに挙げている。
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昨季開幕前にレアル・マドリードからレアル・ソシエダへと完全移籍した久保。ラ・リーガ35試合に出場して9得点7アシストを叩き出し、4位とチームの10年ぶりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
久保は2年目の今季も好調をキープしており、開幕4試合ですべてMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれる活躍を披露。そのなかで、9月17日には敵地で古巣レアル・マドリードと対戦する。
スペイン紙「スポルト」は「タケ・クボ、“元選手”の法則でレアル・マドリードを脅かす」と見出しを打ち、「序盤戦のソシエダで、特に目立つ選手の1人がタケ・クボ。彼の保有権は両チーム(ソシエダとレアル)が平等に共有している」と日本人レフティーを取り上げている。
「タケ・クボは素晴らしいシーズンのスタートを切った。彼はカルロ・アンチェロッティ監督が率いるチームにとってメインの脅威となるだろうが、かつてレアル・マドリードに所属していた選手たちの“呪縛”と相まって懸念が高まっている。レアル・マドリードはここまでリーグ戦4試合で2失点をしているが、いずれも元レアル・マドリードの選手が得点したもので、アルメリアのセルヒオ・アリバスとヘタフェのボルハ・マジョラルがスコアラーとなった。レアル・マドリードは久保への警戒を強め、ゴールを防ぐ必要があるだろう」
久保は今季の活躍もあり、契約解除金6000万ユーロ(約94億円)の半分を支払ってレアル・マドリードが再獲得する可能性もスペインメディアで報じられているが、古巣の目の前で明確な結果を残すとなれば、その評価はさらに高まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)