リバプールがスクランブル体制か 遠藤航のCB起用の可能性に現地注目「新たな役割は決まっているかも」

リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】
リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】

リバプール移籍後は3試合に出場

 イングランド1部リバプールは、9月16日に敵地でのプレミアリーグ第5節でウォルバーハンプトンと対戦する。今夏の移籍市場で大幅に中盤を刷新したなか、新戦力の1人である日本代表MF遠藤航がチーム事情により最終ライン起用の可能性が浮上しているとリバプール専門メディア「LiverpoolWorld」が注目している。

 遠藤はリバプール移籍後3試合に出場。8月27日のプレミアリーグ第3節ニューカッスル戦(2-1)ではスタメン起用、続く第4節アストン・ビラ戦(3-0)では試合を締めるクローザー役で後半42分からの途中出場だった。

 代表ウィーク明けの初戦となるウォルバーハンプトン戦は、キャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは出場停止が2試合に伸びたために前節に続いて不在。さらに、右サイドバックのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドも負傷のため欠場の可能性が指摘されている。

 そのなかで、リバプール専門メディア「LiverpoolWorld」は「遠藤は新たな役割が決まっているかもしれない」と見出しを打ち、最終ラインの代役候補にイングランド代表DFジョー・ゴメス、元カメルーン代表DFジョエル・マティプ、20歳のイングランド人DFジャレル・クアンサの名前を挙げつつ、「もう1つの選択肢が遠藤を最終ラインに下げることだ」と、遠藤をアンカーではなく、センターバックで起用するプランに注目した。

 記事では、遠藤を「6番(ボランチ)の役割を果たす唯一のスペシャリスト」と称しつつ、2018年夏にベルギー1部シント=トロイデンへ移籍するまでは主にセンターバックとしてプレーしていたことも紹介。「遠藤がボランチに移ってからかなり時間が経過したが、彼は自分に何を求められているか理解しているだろう」と伝えている。

 果たして、遠藤はウォルバーハンプトン戦でどのような役割を与えられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング