ファン・ハール監督、ファルカオの心情に「興味がない」

 

正念場を迎えるファルカオ

 

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオがベンチを温めている機会が増えていることで苛立ちを感じているのではないかという質問に対し、「興味がない」と一刀両断した。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 ファルカオは負傷から復帰を果たしながらも、直近の2試合ではベンチを温めている。ルイス・ファン・ハール監督は、1か月戦線離脱を強いられていたことから、まだコンディションが整っていないと判断しているようだ。コロンビア代表FWが現状に苛立ちを覚えているかどうかを尋ねられた際、指揮官は「興味がない。彼は私の哲学に従わなければならない。その意味がわかるかい? 私は監督なのさ。彼はまだ試合に出場するほどフィットできていない」と語ったという。

 コロンビア人ストライカーは今夏にASモナコからレンタル移籍で加入したが、度重なる負傷で期待通りの結果を残せていない。それにより現地では、来夏の完全移籍にも暗雲が立ちこめていると報じられている。

 8日に行われるサウサンプトン戦でもベンチスタートが濃厚とされている生粋の点取り屋がオランダ人指揮官の評価を覆すためには、たとえ途中出場でも明確な結果が必要となるに違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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