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「アジアカップで審判革命」 山下良美氏ら女性審判員5人が大会参加へ…海外脚光「歴史的デビュー到来か」
AFCが大会を裁く74名の審判員を発表
来年1月にカタールで行われるアジアカップで、日本の山下良美審判員が試合を裁く審判団の一員に選ばれている。アジアサッカー連盟(AFC)は9月12日、アジアカップに向けて大会で過去最多の74名の審判員が各国から選出された。
2015年に国際サッカー連盟(FIFA)の国際審判員に登録された山下審判員は、19年の女子ワールドカップ(W杯)や東京五輪でも主審を務めた。21年にJリーグ史上初めて女性として審判員入りを果たすと、22年7月には女性審判として初のプロフェッショナルレフェリー契約を結んだ。22年9月には女性主審として初めてJ1リーグを担当している。
22年のカタールW杯、23年のオーストラリアとニュージーランドで共催の女子W杯と国際大会の審判として大きな大会で活躍。そして12日、アジアカップの審判員の1人に、女性として初の参加が決まった。
AFCによると、今大会は35人の主審と39人の副審が選出されている。同大会で初となる女性審判員は、山下氏を含め5人。AFC公式は「山下氏がアジアカップに任命された5人の女性審判チームを率いる」と報告した。
これに海外メディアも反応。インド紙「Sportstar」は「女性審判員の歴史的デビューが到来か」と報道。またドイツ放送局「SPORT1」は「アジアカップで審判革命」と見出しを取り、「日本出身の山下氏はすでに昨年カタールで開催された男子W杯にも選出されていたが、第4の審判員としてのみ起用された」と触れている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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