遠藤航の移籍を「誰も恨んでいない」 電撃訪問の古巣で“愛される光景”に独熱視線
日本代表の2連戦を終え、古巣シュツットガルトに帰還
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航が、古巣のドイツ1部シュツットガルトを電撃訪問。元同僚やスタッフとの再会を果たした様子がクラブ公式SNS上で公開されたなか、元キャプテンの帰還を喜ぶ選手たちに現地メディアも「誰も彼の移籍を恨んでいない」と注目している。
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遠藤のリバプール入りは先月17日に急浮上。MFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョの主力2選手がサウジアラビアへ移籍し、とりわけ守備的MFの補強が急務となっていたところに、白羽の矢が立った。18日には正式発表の流れとなり、まさに急転直下の移籍劇だった。
19年夏から4シーズン過ごしたシュツットガルトとは突然の別れに。2020-21シーズン以降、チームの主軸へ定着し、翌年からはキャプテンとしてチームを牽引。21-22シーズンの最終節、チームを1部残留へ導く劇的決勝ゴールを挙げ“レジェンド”として称えられる存在でもあった。
そんな遠藤が日本代表の一員としてドイツ、トルコとの2連戦を終え、古巣を電撃訪問。その様子がシュツットガルトの公式SNS上で公開されており、遠藤がクラブハウスに突如現れる嬉しいサプライズに選手やスタッフが次々と抱擁。現在チームに所属するMF原口元気やDFチェイス・アンリとの再会も果たした。
古巣でいかに愛されていたかが分かる微笑ましい光景に、現地メディアも注目。ドイツメディア「FUSSBALL.NEWS」は「誰も彼の移籍を恨んでいない」との見出しで「リバプールへの移籍は8月中旬の急なことだったので、別れを告げる時間はあまりなかった。遠藤は今、その埋め合わせをしている」と、古巣に出向いた遠藤の行動に熱視線を送っていた。