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元日本代表FW李忠成、2023シーズン限りでの現役引退を発表 11年アジア杯では値千金の衝撃ボレー
新潟シンガポールが公式発表
アルビレックス新潟シンガポールは9月14日、元日本代表FW李忠成が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。
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これまでFC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.でプレーしてきた李忠成は、2021年12月にアルビレックス新潟シンガポールへ移籍した。今季はここまで公式戦23試合に出場し9ゴール6アシストをマークしている。
現在37歳の李忠成は、日本代表としても11試合出場2得点と活躍。2011年のアジアカップ決勝ではA代表初ゴールとなる値千金の一撃を決めて1-0と勝利し、日本がアジアの頂点に立った。このゴールはのちにAFC(アジアサッカー連盟)が選出する歴代ベストゴール候補にもノミネートされるなど、記憶に色濃く残る一撃となっている。
本人のコメント全文は以下のとおり。
「今シーズンをもって現役から退く決断をしました。当然1人では20年間プロサッカー選手としてプレーを続けることはできませんでした。私の家族、チームメートとスタッフ、サポーター、スポンサーの方々含めて全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、20年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、FC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜Fマリノス、京都サンガFC、アルビレックス新潟シンガポールの8チーム、本当にありがとうございました。 20年間のキャリアを振り返ってみると、当然悔しい時、悲しい時もありましたが、いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました。 プロサッカー選手は今年で引退しますが、これからもサッカーには携わっていきたいので次のステージでサッカー界に貢献していきたいと思っています。
サッカー選手引退後の活動の1つとして、来年より、日本1周をしながら47都道府県の子供達にサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています。こちらも次の挑戦として期待してもらえればと思います。このタイミングでの引退発表となりましたが、9/16(土)、ホームで行われるリーグ最終戦では試合終了後に、リーグ優勝セレモニーと同時に引退表明をサポーターの皆様にさせていただく機会をいただきました。アルビレックス新潟シンガポールの是永会長をはじめとするスタッフの皆様には感謝していますし、これからもこのクラブを応援したいと思います。リーグ終了後も12月までカップ戦が続くので、再びチーム一丸となり、良いサッカーをお見せしたいと思います。最後になりますが、今まで私に携わっていただいたすべての方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」