サッカー合同第1回トライアウトに55人が参加! 小野や河合の助言を受けた札幌MF神田が3得点

7対7のゲームを行ない、11対11の紅白戦を実施 神田はハットトリックと結果残す

 8日、JPFA(日本プロサッカー選手会)が主催するトライアウト第1回が行われ、計55人の選手が参加した。午前の部でプレーし、3得点を挙げた元札幌のMF神田夢実は札幌が誇るレジェンド、元日本代表MF小野伸二、そしてかつてトライアウトで這い上がったDF河合竜二のアドバイスを胸に結果を残した。

 この日7対7のミニゲームを行ったのち、11対11の紅白戦を行うスケジュールのなかで一番の存在感を見せたのは、札幌の下部組織出身の神田だった。

 30分×2本で行われたゲームは1本目開始早々の右コーナーキックから、こぼれ球を神田がシュートして先制点を奪う。その1分後には再び鋭いシュートを放ち、いきなり2得点をマークした。2本目でも左サイドからのクロスに対してフリーとなり、3点目をゲット。「昔から得点感覚はありました」と自らの特徴を語る通り“ハットトリック”という明確すぎる結果を残した。

 クラブから契約満了を伝えられて以降、札幌の若手の練習に交じってトレーニングを続けていたという神田は、ベテランからのアドバイスを胸に臨んだのだという

「札幌では竜二さん、伸二さんから色々と声をかけてくれました。竜二さんは昔トライアウトを受けていたので、一緒にご飯に行って話を聞きました」

 

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