リバプール、遠藤に続く日本人獲得へ? 菅原由勢へ興味…専門メディアが利点に注目「アーノルドの中盤起用を可能にする」
31億円で獲得できる可能性を指摘
イングランド1部リバプールが、オランダ1部AZアルクマールの日本代表DF菅原由勢の獲得に関心を示しているという。リバプール専門メディア「Liverpool.com」も「遠藤航のチームメイトに関心」「アレクサンダー=アーノルドの中盤起用を可能にする」とその動向に注目している。
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23歳の菅原は2019年6月に名古屋グランパスからAZへ期限付き移籍加入。20-21シーズンから完全移籍へ移行し、今季で5シーズン目を迎えた。ここまでリーグ戦全3試合にフル出場中で、リーグ通算108試合8得点の成績を残している。
日本代表にも定着し始め、現地時間9月9日に行われた国際親善試合のドイツ戦(4-1)では先発出場し、MF伊東純也の先制ゴールをアシストする活躍を見せた。
そんな菅原について、リバプール専門メディア「Anfield Watch」は、リバプールが冬の移籍市場で補強を画策しているとレポート。契約が残り2年を切っているサイドバック(SB)は「2000万ユーロ(約31億円)で獲得できる可能性がある」という。
これを受けて「Liverpool.com」も「リバプールは遠藤航のチームメイトに興味を持っている」と見出しを打ち、菅原への関心を報じている。SBだけでなくセンターバック(CB)としてもプレーできる万能性は今のリバプールが求めている資質の1つだとされている。
今夏の移籍市場では中盤の顔ぶれが刷新された一方、シーズンが始まるとイブラヒマ・コナテの負傷やオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの出場停止により守備陣の不安が浮き彫りとなっていた。
また、記事では「日本代表(菅原)が加入すれば最近はハイブリッドなポジションで起用されていたトレント・アレクサンダー=アーノルドを完全に中盤の役割に固定することが可能になるかもしれない」と“偽SB”としてプレーするアレクサンダー=アーノルドの中盤コンバートのきっかけになる可能性が挙げられていた。遠藤に続く日本人選手の獲得は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)