アーセナルがミラン本田の新天地候補に挙がるも… ベンゲル監督の要望ではなく、フロント主導か

アーセナル、冬の移籍市場で“補強ゼロ”の可能性も

 ACミランの日本代表FW本田圭佑の移籍先候補として、イタリアメディアはプレミアリーグ強豪アーセナルをそのひとつと報じたが、冬の移籍市場での“補強ゼロ”という可能性が浮上している。英紙「テレグラフ」などが報じた。

 同紙は「これだけ怪我人がいるにもかかわらず」とチクリと指摘したうえで、アーセナルは獲得に向けた大掛かりな調査は全く行っていないという。アーセン・ベンゲル監督は現在のチームラインナップに満足しているため、冬の移籍市場で新戦力の獲得を求めていないとしている。

 また、英紙「デイリー・エクスプレス」は、条件付きで移籍市場での可能性を報じ、「アレクシス・サンチェスが移籍することになった場合のみ、ドルトムントのマルコ・ロイスの獲得に動く」とした。こちらも、積極的な補強には動かないという点で一致している。

 少なくとも、報じられた本田獲得に関しては、ベンゲル監督のリクエストではなく、あるとすればフロント主導の可能性が高まっている。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージでパリ・サンジェルマンを抑えて首位通過を果たしたアーセナルは、陣容に大きな変化がないまま年明け以降の戦いに臨むことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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