日本代表は「10年前のバルサと似ている」 ドイツ&トルコ撃破を中国高評価「脱亜入欧できる」
9月シリーズはドイツに4-1、トルコに4-2で勝利
森保一監督率いる日本代表は9月12日、ベルギーでのキリンチャレンジカップでトルコ代表に4-2で勝利。9日のドイツ戦(4-1)に続き、欧州の強豪相手に2連勝を収めた。中国メディアや記者、元選手もさまざまな反応を示している。
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著名なサッカージャーナリストの寒冰(ハン・ビン)氏は、「日本は10人もスタメンを入替えた控えメンバーにもかかわらず、トルコに勝った。彼らはこの2連戦で大きな自信を得た。ワールドカップ(W杯)予選突破はすでに問題ではなく、次回のW杯でさらなる成績を残すだろう」とコメント。ジャーナリストの李偉斉(リ・ウェイチー)氏は「日本代表は脱亜入欧できる」との見解を述べている。
中国サッカーメディア「足球報」は、「欧州遠征2連勝で、サムライブルーは夢に向かって大きく前進した」と報じた。
さらに、現役時代に攻撃的MFとして北京国安などでプレーした高雷雷(ガオ・レイレイ)氏は、「日本の次回のW杯優勝を期待する。指導者育成、選手の成長、ともに日本がナンバーワン。もしアジアを抜けて欧州サッカー連盟(UEFA)の試合に参加できれば、W杯優勝はより近づくだろう。以前のような機械的ポゼッションが、相手に合わせた変幻自在なスタイルとなっている。約10年前のFCバルセロナと似ており、日本のスタイルが好きだ」と絶賛している。
高氏は現役時代に国外のニュージーランド、フィンランド、アメリカ、スペインでプレーし、多くの国のサッカーに接してきた。そんな彼の目には、日本のW杯優勝は現実味を帯びてきたと見えたようだ。