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長友がウディネーゼ戦で地元紙から手厳しい評価「集団自殺に参加した」
求められるダイナミックなプレー
インテルDF長友佑都は、7日のウディネーゼ戦で先発フル出場を果たしたが、チームは1-2で敗れた。8日付のイタリア地元各紙は長友に平均点以下の採点を与え、「集団自殺に参加した」などとショッキングな寸評を並べた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は平均点以下の5点をつけた。寸評では「クリスマスはみんな良い子にしているのか? 落ち着け、まだ18日ある。サン・シーロは彼にすごいブーイングを浴びせた。ドドよりも美しいクロスを上げて、良いプレーを見せたが、その後何もしてない」とクロスを評価しつつも、長友にブーイングを浴びせたホームのサポーターに平静を呼びかけた。
長友はパス33本に成功。クロスは6本。一対一の場面では、1度ボールを奪った。チーム最優秀選手はFWイカルディで6.5点。DFドドに最低の4.5点を与えている。
「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、長友に5点をつけている。「集中力が続いたのは、ある一定の時間。そして集団自殺に参加した」と寸評欄に記し、後半の2失点で逆転負けを喫したチームの悪い流れに巻き込まれたと分析した。
最高点はイカルディの6点。ワーストはFWパラシオの4点だった。
「トゥット・スポルト」紙も長友に5点を与えた。「マンチーニはポジショニングを高く保つようにに要求したが、敵陣深く侵入する攻撃参加がなかった」と、寸評で指摘。イカルディ、MFグアリン、コバチッチが6点でチーム最高点。長友、ラノッキア、パラシオが最低タイで並んだ。
ロベルト・マンチーニ新監督就任後、チームはリーグ戦3試合でいまだ白星なし。右肩脱臼の故障も癒えた長友は、苦境の名門と指揮官をダイナミックなプレーで救いたいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images