ラニエリ監督、CLで岡崎ら起用も惨敗に激怒 「チャンスを与え、チャンスを失った。以上だ!」
7日のCL敵地ポルト戦で主力を温存 岡崎はムサと2トップで先発
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)敵地ポルト戦で主力を大量温存し、0−5で惨敗を喫した。抜擢に活躍で応えられなかったサブ組に「最高のチャンスを与えた……」と失望。今後のサブ組の登用に否定的な姿勢を示している。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。
FWヴァーディ、スリマニ、MFマフレズら主力をポルトガル遠征に帯同させず、ラニエリ監督はプレミアリーグ前節サンダーランドからメンバー10人を入れ替えた。すでにCLグループステージ突破を決めていたレスターだが、待っていたのは悪夢だった。
「今夜は難しい試合になると分かっていたが、選手に最高のチャンスを与えたかった。力、実力、プレミアでプレーするという情熱を示すチャンスだが、ポルトには楽勝になってしまった」
ラニエリ監督は失望している。日本代表FW岡崎慎司もナイジェリア代表FWアーメド・ムサと2トップで先発したが、劣勢のチームに埋没した。
「私はとても、とても悲しい。負けることはあるが、こんな形ではない。私の選手たちは最高の自分を私に示す最高のチャンスを失った。私も理解している。試合に出ていないのにチャンピオンズリーグで偉大なチーム相手に突然プレーしなければいけない。だが、もっと見せなければいけない」
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