ミラン黄金期の“天才10番”が躍動するレフティーを絶賛 「間違いなく最高の存在だ」

サビチェビッチ氏がミランの戦いぶりを称える ロカテッリ台頭は「大いなる驚き」

 かつてACミラン栄光の「10番」を背負った元ユーゴスラビア代表FWデヤン・サビチェビッチ氏が、ミランの公式番組「ミランTV」に出演し、チームの戦いぶりを称賛している。なかでもFWスソと新鋭MFマヌエル・ロカテッリが絶賛された。

「ここまでチーム全体が素晴らしい戦いを見せているよ。そのなかでも、現時点では間違いなくスソが最高の存在だと言えるね。だけど、他にも良いシーズンを過ごしている選手がいる。バッカ、ニアング、ボナベントゥーラ、そしてロカテッリだ。彼は大いなる驚きと言えるんじゃないかな。すでに重要なゴールも決めているし、ドンナルンマがそうであるように未来のミランにとって重要過ぎる存在だ」

 ここまで右ウイングのレギュラーを確保して躍動しているスソが、現時点でのMVPだと絶賛している。そして、かつて“天才”の名を欲しいままにしたレフティーは、攻撃陣の名前を次々に挙げて称賛した。そして、18歳の新鋭ロカテッリをサプライズだとしつつ、ミランの将来を担う存在だと希望を込めて語った。

 ここまで満足な出場機会を得られていない“10番の後輩”である日本代表FW本田圭佑については、全く触れられなかった。4日のクロトーネ戦(2-1)では後半36分から5試合ぶりに出場し、決勝ゴールにつながるFKも見せたが、ポジション争いのライバルがレジェンドによる現時点でのMVP評価というあまりにも分の悪い現実となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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