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「幻想から崩壊へ」 フリック体制解体までを回顧…日本戦完敗のドイツに海外注目「新しい時代が始まる」
10日にフリック監督の解任を発表
ドイツ代表は9月10日、ハンジ・フリック監督の解任を発表した。ドイツ代表史上初の解任監督となったなか、米スポーツ専門局「ESPN」では「幻想から崩壊へ」と題し同国の低迷までを追っている。
9日に日本代表と対戦したドイツは、1-4の大敗を喫する。2022年末のカタール・ワールドカップ(W杯)以降低迷が続くドイツは、今年に入っても日本戦を含め6試合で1勝しか挙げられていない。
こうした背景を踏まえ、10日にドイツ代表史上初の監督解任が決まった。「ESPN」は「ひどい屈辱を味わった。前代未聞だ」と、フリック体制で加速したドイツの不振について触れている。
2021年5月よりドイツの指揮を執ったフリック監督。カタールW杯前のオマーン代表戦では1-0の辛勝と心もとない結果となっていた。
迎えた本戦でも、グループリーグ初陣で日本に1-2と逆転負け。その後も勝ち点を積み上げられず、決勝トーナメント進出を逃す形となった。記事でも「22年9月以降の崩壊は否定できない」と、昨年夏前にはその吉兆があったとしている。
同メディアは監督交代となった同国に対し「世界サッカー史の中心的チームの1つであるドイツが、常に保っていた本調子を取り戻すために新しい時代が始まる」と、レポート。今後の立て直しに向けて歩き出したドイツについて報じていた。