84選手対象「J1シュート決定率ランク」 最下位は浦和DF、トップ2はG大阪の2人…100%が5人!
唯一30%を超えたのは…
15位タイ以上は、いずれもリーグ屈指の決定力を誇るプレーヤーと言っても過言ではないだろう。18%で並んだ8人のなかで最もシュートを放っていたのが日本代表の小林(川崎)。85本で15得点と一定の精度を誇り、得点ランク4位タイに食い込んだ。
MF最高位は大宮の家長で、3位タイの26%。シュート43本で11ゴールと高い決定力を誇り、大宮躍進の原動力となっていた。また、家長と同じく3位で並んだのが鹿島の若手ストライカー鈴木だ。今季は途中出場が大半で、シュートも多くなかったが、26%の高い決定力を生かして貴重なジョーカーとなっていた。
トップ2はG大阪の2人で、2位は今季加入のアデミウソンだ。開幕当初は周囲との連係が今一つだったが、夏場以降は徐々にフィット。要所で放ったシュートが高い確率でゴールに吸い込まれ、約3本で1ゴールは驚異的だった。
堂々の1位は唯一30%を超えた長沢だ。今季の先発は13試合で、途中出場8試合と不動の存在とは言えなかったが、それでも出場すれば“何かをやる”雰囲気を漂わせ、シュートに絡んだ時は得点というケースが多く見られた。自慢の高さだけでなく、献身的な動きで常にゴールを意識したことが高い決定力につながったようだ。
■15位~1位
15位:決定率=18%
小林 悠(FW/川崎フロンターレ)
15得点/シュート85本(出場:32試合)
15位:決定率=18%
シモビッチ(FW/名古屋グランパス)
11得点/シュート62本(出場:29試合)
15位:決定率=18%
伊東純也(FW/柏レイソル)
7得点/シュート39本(出場:33試合)
15位:決定率=18%
中町公祐(MF/横浜F・マリノス)
6得点/シュート33本(出場:31試合)
15位:決定率=18%
ウイルソン(FW/ベガルタ仙台)
6得点/シュート33本(出場:23試合)
15位:決定率=18%
李 忠成(FW/浦和レッズ)
10得点/シュート55本(出場:32試合)
15位:決定率=18%
渡邉千真(FW/ヴィッセル神戸)
12得点/シュート66本(出場:33試合)
15位:決定率=18%
ディエゴ・オリヴェイラ(FW/柏レイソル)
12得点/シュート66本(出場:30試合)
11位:決定率=19%
ピーター・ウタカ(FW/サンフレッチェ広島)
19得点/シュート99本(出場:33試合)
11位:決定率=19%
ペドロ・ジュニオール(FW/ヴィッセル神戸)
11得点/シュート57本(出場:29試合)
11位:決定率=19%
城後 寿(FW/アビスパ福岡)
6得点/シュート31本(出場:33試合)
11位:決定率=19%
鎌田大地(MF/サガン鳥栖)
7得点/シュート36本(出場:28試合)
10位:決定率=20%
中村憲剛(MF/川崎フロンターレ)
9得点/シュート45本(出場:31試合)
8位:決定率=21%
ジェイ(FW/ジュビロ磐田)
14得点/シュート68本(出場:22試合)
8位:決定率=21%
豊田陽平(FW/サガン鳥栖)
13得点/シュート63本(出場:33試合)
7位:決定率=24%
ラファエル・シルバ(FW/アルビレックス新潟)
11得点/シュート46本(出場:23試合)
5位:決定率=25%
レアンドロ(FW/ヴィッセル神戸)
19得点/シュート75本(出場:31試合)
5位:決定率=25%
興梠慎三(FW/浦和レッズ)
14得点/シュート55本(出場:30試合)
3位:決定率=26%
家長昭博(MF/大宮アルディージャ)
11得点/シュート43本(出場:26試合)
3位:決定率=26%
鈴木優磨(FW/鹿島アントラーズ)
8得点/シュート31本(出場:31試合)
2位:決定率=29%
アデミウソン(FW/ガンバ大阪)
9得点/シュート31本(出場:29試合)
1位:決定率=33%
長沢 駿(FW/ガンバ大阪)
9得点/シュート27本(出場:21試合)