セビージャ清武、CL16強を懸けた敵地リヨン戦に帯同も両国の地元紙はベンチ予想

2点差以上で負ければ敗退決定 運命の一戦で出場機会をつかめるか

 セビージャは7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終戦となる敵地リヨン戦に決勝トーナメント進出をかけるが、遠征メンバー入りを果たした日本代表MF清武弘嗣に初先発のチャンスは訪れるのだろうか。

 清武は自身初のCLの舞台に意気込み、今季セビージャに加入した。だが、元フランス代表MFサミル・ナスリ、ブラジル人司令塔のMFガンソらと熾烈なポジション争いを強いられ苦境に立たされている。過去5試合でいずれもベンチ入りしたが、11月2日のディナモ・ザグレブ戦で後半30分から途中出場を果たしたのが唯一のCLの舞台となっている。

 フランス紙「レキップ」では、セビージャのシステムは3-6-1と予想。1トップのビエットの下には、攻撃的MFとしてビトロ、ナスリ、サラビアが並ぶと予想しており、清武はベンチとなっている。

 一方、スペイン紙「マルカ」は3-4-3システムを予想。中盤はエスクデロ、イボーラ、エンゾンジ、マリアーノの4人、3トップはビトロ、ビエット、ナスリが並び、清武はベンチスタートとされている。

 セビージャは現在、勝ち点10でグループHの2位につけているが、勝ち点7の3位リヨンに2点差以上で敗れた場合、直接対決の成績で下回り決勝トーナメント進出を逃す羽目になる。16強入りを懸けた重要な一戦で、清武はチームの勝利に貢献できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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