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日本が「フリックを崖から突き落とす」 ドイツの大失態に欧州衝撃…独嘆き「名誉を汚した」
低迷ドイツがフリック監督解任、日本戦の大敗が決定打に
ドイツ代表は現地時間9月9日の国際親善試合で日本代表に1-4で大敗し、直近5戦未勝利の低迷を受けてハンジ・フリック監督が解任される事態に発展。ワールドカップ(W杯)で4度の優勝を誇るサッカー大国の危機に、母国メディアは「ドイツサッカー連盟(DFB)は名誉を汚した」と非難し、海外メディアの反応とともに失態を伝えている。
日本との一戦で必勝を期したはずのドイツだったが前半11分、FW伊東純也に先制点を献上。同19分にFWレロイ・サネが同点弾を挙げるも、3分後にはFW上田綺世に勝ち越しゴールを許す。結果的に後半終了間際の2失点を合わせた4点を奪われ、カタールW杯で1-2と敗れた悪夢を払拭する勝利を掴むどころか、大敗となった。
ドイツは直近5戦未勝利(1分4敗)と危機的状況に陥ったことを受け、フリック監督の解任を決定。W杯優勝4度を誇るサッカー大国は、開催国として臨む来年のEURO(欧州選手権)2024を前に再建を迫られ、ドイツメディアを中心に代表監督候補の名前が伝えられている。
そんななか、指揮官解任という惨事に陥った代表チームの現状をドイツ紙「Tz」は、欧州各国メディアの反応とともに報道。「ドイツサッカー連盟(DFB)の失態に関する海外メディアの論評」と題し、「日本がフリックを崖から突き落とす」(スペイン紙「AS」)、「フリックとDFBの面々に対し日本が平手打ち」(スイス紙「Blick」)など、各メディアの見出しを並べて紹介した。
さらに「DFBは自らの名誉を汚した」と綴り、9月シリーズの2試合(対日本&フランス)で低迷ムードの払拭を目論みながらも、格下の日本にまさかの大敗を喫した体たらくを糾弾。「言い訳の時間は終わった。そして今は? サムライブルーとの1対4の大失敗のあと、DFBの雰囲気はこれ以上ないほど悪くなった」と指摘し、自国代表が置かれた現状を嘆いた。