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スペイン、キス騒動のルビアレス会長が正式辞任 母国メディア報道「スペインサッカー史上最大のスキャンダルの主人公」
女子W杯優勝後に女子代表MFエルモノの唇にキス
スペインサッカー連盟(RFEF)は9月10日、ルイス・ルビアレス会長が辞任したことを発表した。
スペイン女子代表は女子ワールドカップ(W杯)決勝でイングランド女子代表を破って初優勝。その表彰式でルビアレス会長は、スペイン女子代表MFジェファニー・エルモソの唇にキスをした。エルモソはその後、「嬉しくなかった」とコメント。スペイン国内外を巻き込む騒動に発展した。
この一件を受けて、国際サッカー連盟(FIFA)は暫定的に90日間の資格停止処分を下し、その間に懲戒手続きを進めるとしていた。さらに、RFEFがルビアレス会長の即時辞任を求める声明を出したことを受け、FIFAは最長15年間の資格停止を要求する意向だとされていた。
ルビアレス会長は騒動後の会見で辞任を拒否していたが、9月10日に正式に辞任する運びとなった。スペインメディア「CNNエスパニョール」は「スペインサッカー史上最大のスキャンダルの主人公」と、ルビアレス会長の騒動を改めて伝えていた。