ショルツ首相は1-4完敗に嘆き

　ドイツ代表は現地時間9月9日（日本時間10日未明に）にヴォルフスブルクで行われた国際親善試合で日本代表に1-4と大敗を喫した。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、この結果に関して「悲しい」と答えたという。ドイツ地元紙「Berchtesgadener Anzeiger」が伝えた。

　昨年のカタール・ワールドカップ（W杯）以来の再戦は、ドイツにとって厳しい一戦となった。前半11分にMF伊東純也のゴールで日本が先制。MFレロイ・サネが同点弾を決めるも、主導権は日本に握られてしまう。

　前半22分にFW上田綺世に勝ち越しゴールを許すと、後半3バックにシステム変更した日本の策にはまり終盤さらに2失点。1-4のスコアで、対日本戦は2連敗となりカタールW杯のリベンジ失敗に終わった。翌10日にはハンジ・フリック監督が電撃解任されている。

　ドイツのショルツ首相はドイツのテレビチャンネル「Welt TV」で、母国代表が日本に1-4で敗れたことに関して「悲しい」と胸中を明かした。

　また、「フリック監督に関する議論についてはコメントを避けた」と報じられており、監督人事について外部からフラットにコメントする人間は「すでに十分にいる」と述べていたという。