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ドイツ代表DFの“不可解”な守備に英注目 ピンチの瞬間に棒立ち「立ち止まったまま」「いったい何を…」
久保のボール奪取の瞬間に反応が遅れる
ドイツ代表は現地時間9月9日の国際親善試合で日本代表に1-4で大敗した。3失点目を喫した場面でのDFアントニオ・リュディガーの守備に厳しい目が向けられている。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じた。
ヴォルフスブルクで行われた一戦は、ドイツにとって昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以来の再戦。リベンジとなった試合は、日本の先制で幕を開ける。前半11分にMF伊東純也が決めると、ドイツも応戦しMFレロイ・サネが同点ゴールを挙げる。
しかし前半22分、右サイドの崩しからFW上田綺世が右足でネットを揺らして日本が勝ち越しに成功。後半に入り3バックにシステム変更した日本に、ドイツは苦戦。終盤にさらに2失点を喫して1-4の敗戦となった。
そんななか、日本の3点目のシーンでのリュディガーの守備に注目が集まっている。後半45分、ハイラインを敷いたドイツは敵陣でリュディガーからパスを受けたMFロビン・ゴセンスが、MF久保建英のプレスを受けボールを失う。カウンターのピンチで招き、独走した久保から最後はFW浅野拓磨がパスを受けてネットを揺らした。
リュディガーはゴセンスがボールを失った瞬間に「立ち止まったまま2、3秒様子を見ていた」と「GIVE ME SPORT」が状況を伝えている。
「この経験豊富なセンターバックは、チームメイトのゴセンスがボールを奪われた後、不可解にもスプリントを遅らせた。久保は猛スピードで逃げ出したが、リュディガーは立ち止まったまま2、3秒様子を見ていた」
記事では続けて「中途半端な形で駆け戻ったが、時すでに遅し。多くのサッカーファンがリュディガーはいったい何をしていたのだろうと不思議がっている。監督の退任を望んでいることの明らかな証拠だという声もあった」と報じた。リュディガーの「極めて疑わしい守備」は反響を呼び、SNS上でも「信じられない」「もう代表に呼ぶな」と非難の意見が寄せられていた。
翌10日にはドイツサッカー連盟が、ハンジ・フリック監督の電撃解任を発表。落胆ムードの選手たちは、12日のフランス代表戦で何とか立て直したいところだ。