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指揮官が“電撃解任” 日本に敗れたドイツの苦境に欧州各国が反応「窮状は悪化」「もう何も機能していない」
さまざまな国の反応を紹介
ドイツ代表の敗戦は、欧州各国で大々的に報じられているようだ。現地時間9月9日にヴォルフスブルクで行われた国際親善試合で日本代表相手に1-4の大敗を喫したドイツ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、ドイツに対するさまざまな国の反応を紹介している。
昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以来の再戦は、ドイツにとって厳しい一戦となった。前半11分にMF伊東純也のゴールで日本が先制。MFレロイ・サネが同点弾を決めるも、主導権は日本に握られてしまう。
前半22分にFW上田綺世に勝ち越しゴールを許すと、後半3バックにシステム変更した日本の策にはまり終盤さらに2失点。1-4のスコアで、対日本戦は2連敗となりカタールW杯のリベンジ失敗に終わった。
翌10日にはハンジ・フリック監督が電撃解任。欧州各国でもこの敗戦は報じられ、「スカイ・スポーツ」はそれぞれの大手メディアの反応をまとめて紹介した。
スペイン紙「マルカ」は「ドイツは困惑、フリックは再び、チームのベストバージョンを取り戻す力を失ってしまった。彼の最近の成績はひどい」と振るわない成績を伝えている。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「ドイツにとって苦しい時期。ヴォルフスブルクで日本がドイツに与えた4対1のスコアは長く記憶に残るだろう」とホームでの敗戦がどれだけ大きな衝撃を与えたかを報道した。
イングランドからは英紙「デイリー・ミラー」のコメントを紹介。「ドイツの窮状は悪化した」と窮地に追い込まれたドイツについて触れている。
フランス紙「レキップ」は「ドイツは日本に圧倒され、ブルーズとの対戦を前に危機的状況に陥っている」と報道。また同国スポーツ専門局「RMCスポーツ」は「ドイツ代表はもう何も機能していない。ホームで日本に屈辱を味わった」と日本戦をレポートしていた。
監督解任でより今後の動きに注目が集まるドイツ。12日のフランス代表戦に向けて、まずは急ピッチで体制を整えていく必要がありそうだ。