ゴール取り消しもあきらめず 横浜FM水沼、待望の先制ゴールで2試合の合計スコアで振り出しへ

横浜FMの水沼宏太【写真:徳原隆元】
横浜FMの水沼宏太【写真:徳原隆元】

ルヴァン杯・準々決勝で水沼が先制弾

 Jリーグ・ルヴァンカップ準々決勝の第2戦が9月10日に各地で行われ、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスが北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半2分にゴールを取り消されたMF水沼宏太が、前半32分に先制ゴールを決めて2試合の合計スコアを2-2に戻している。

 アウェーでの第1戦を2-3で落とした横浜FMは、前半2分にMF吉尾海夏のスルーパスを受けた水沼が右サイドからドリブルでボールを運び、エリア内でシュートを決めた。しかし、このゴールは吉尾からのパスが出た際に水沼がオフサイドポジションにいたことがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で明らかになり、取り消しとなった。

 1点を追う展開のなか、横浜FMはさらに札幌を押し込む。そして前半32分、水沼が浮き球のボールを吉尾に送り、エリア内でリターンパスを受ける。浮き球をコントロールした水沼は右足でシュート。ボールは右ポストを叩いてゴールに決まり、横浜FMが先制した。

 ゴールを決めた水沼は右手を握りしめて渾身のガッツポーズ。前半のうちに2試合の合計スコアを同点に持ち込んだ横浜FM。背番号18のゴールで勢いづき、逆転でのベスト4進出を決められるだろうか。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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