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元C大阪監督のクルピ氏が指揮を志願して話題に 「決心した。無償でシャペコエンセのために働く」
航空機墜落事故を受けて立ち上がったクルピ氏 その熱き思いは実現するか
元セレッソ大阪指揮官のレヴィー・クルピ氏が、11月28日にコロンビアで発生した航空機墜落事故で多くの関係者が亡くなったシャペコエンセのために立ち上がった。自身のツイッターで、無償で指揮を執るとの意思を明かしている。
クルピ氏は2013年にC大阪を退団以降、アトレチコ・ミネイロ、フルミネンセの指揮官を務めていた。しかし今回、ライバルクラブであるシャペコエンセのために力を貸すと決断。ツイッターに「昨日、朝起きて決心した。5月の州選手権が終わるまで、無償でシャペコエンセのために働くとオファーする」と投稿し、大きな話題を呼んでいる。
コパ・スダメリカーナ決勝戦の会場へ向かう道中で起きたこの事故では、シャペコエンセの選手19人や元神戸のカイオ・ジュニオール監督、地元ジャーナリストら総勢71人が犠牲となった。南米サッカー連盟(CONMEBOL)はシャペコエンセを同大会の優勝と正式に認定するという特別措置を講じている。
悲しみに包まれるシャペコエンセのために、ライバルクラブや選手たちが動き出している。パルメイラスやサンパウロなどライバルクラブは選手を無償でローン移籍させ、3年間は降格なしという救済措置をオファー。さらに無所属の状況が続く元ブラジル代表FWロナウジーニョや元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメ、アイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンらベテランや元選手がプレーの意思を明かしている。
クルピ氏の熱き思いは実現するのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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