ドイツ撃破の日本代表で遠藤航は「試合を支配した」 英国が抱く期待「リバプールで大活躍の可能性」
ゲーム終了後の選手同士のSNSでの絡みに注目
森保一監督率いる日本代表は、現地時間9月9日にドイツ代表との国際親善試合で4-1の快勝を収めた。内容ともに充実した強化試合となったが、ゲーム終了後の選手同士の“絡み”に英メディアも注目している。
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昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以来のドイツとの再戦。負けられないドイツは母国ホーム(ヴォルフスブルク)でリベンジを目指したが、日本がそれを退ける形になった。
4-2-3-1システムで真っ向勝負を挑んだ日本は、前半11分にDF菅原由勢からの右クロスをMF伊東純也が押し込んで先制。MFレロイ・サネに同点ゴールを許して迎えた同22分には再び菅原のクロスからチャンスが生まれ、最後はFW上田綺世が右足で反応して勝ち越した。
後半には3バックへ変更し、終盤にカウンターから途中出場のFW浅野拓磨、MF田中碧にもゴールが生まれて4得点で大勝。カタールW杯に続き、ドイツ相手に2連勝を飾っている。
スタメン出場したDF冨安健洋(アーセナル)は、システムの変更に対応しつつ攻守に貢献。4バック時にはセンターバック、3バックの際には3枚の左を任されたが難なくこなしている。
そんななか、英メディア「HITC」は試合後の選手のSNS投稿に注目。キャプテンを務めるMF遠藤航(リバプール)は公式インスタグラムで、「チームの素晴らしいパフォーマンス このまま行こう!」と綴った投稿に、冨安も拍手の絵文字で反応したことを伝えた。
「リバプールのMF遠藤航に感銘を受けた冨安健洋 1500万ポンド(約27億円)のリバプール選手を称賛」
記事では「遠藤航は今シーズン、リバプールで最高の時を過ごしていない」と、加入間もないクラブでの遠藤の現状に触れつつ「しかし、日本代表としてドイツと対戦した30歳のパフォーマンスは、彼がリバプールにとって大きな選手になる可能性を示唆している」と今後の躍進に期待を覗かせている。
「遠藤航、リバプールで大活躍の可能性。ドイツ戦での日本は素晴らしかった。遠藤は中盤で自分のプレーを貫き、試合を支配した。この30歳は非常にダイナミックな守備的MFで、ハードワークし、全力を尽くす。私たちは、遠藤がいずれリバプールのために良い結果を残してくれると信じている」
ドイツ戦で高いレベルで日本を支えた遠藤。インスタグラムの投稿では、冨安のほかにも代表経験のある酒井宏樹、李忠成、槙野智章氏も反応し称賛を贈っている。代表で示したパフォーマンスを、クラブにも還元することができれば大きな評価につながるはずだ。