ドイツ衝撃の敗戦…フリック監督の進退問題発展も? フェラーSD「次に何をすべきか…」

ハンジ・フリックの進退に大きく影響?【写真:ロイター】
ハンジ・フリックの進退に大きく影響?【写真:ロイター】

日本との親善試合で4失点完敗、フェラーSDが衝撃敗戦へ胸中吐露

 ドイツ代表は現地時間9月9日の国際親善試合で日本代表に1-4で大敗した。同国代表のスポーツディレクター(SD)、ルディ・フェラー氏は試合後に「我々はショックを受けている。1-4での敗戦は恥ずべきこと」と試合を振り返っている。

 ホームに日本を迎えたドイツだったが、前半11分にFW伊東純也の得点で先制を許した。同19分にFWレロイ・サネが同点弾を挙げるも、わずか3分後にFW上田綺世に勝ち越しゴールを献上。さらに後半終了間際に立て続けに2失点。カタール・ワールドカップ(W杯)に続き、サムライブルーに連敗となった。

 衛星放送「ユーロスポーツ」によれば、ドイツ代表のSDを務めるフェラー氏はドイツ「RTL」に対して「我々は少しショックを受けている。1-4で負けたのは恥ずべきこと。あのレベルでは当然の結果だ。努力は見られたが、この敗戦は感情を傷つけるものだ」と4失点敗北の衝撃による胸中を明かしている。

 フェラー氏は「今は宿舎に戻り、少し落ち着き、明日はトレーニングがある。火曜日にはフランスとのタフなゲームも控えている。次に何をすべきかを考え、どうなるかをみてみよう」と現地時間12日のフランス戦に向けて気持ちを切り替えるとコメント。解任も噂されるハンジ・フリック監督の去就については明言を避けた。

 これでドイツは直近5試合の戦績が1分4敗となった。フェラー氏は「チームは懸命に戦っていたが、このような敗戦は悲しい。我々はもはやヨーロッパのトップチームではない」と競争力を失っている代表チームの姿に失望を隠しきれない様子だった。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング