今季プレミアで「最もクリエイティブな選手」は? 三笘薫がトップ10入り…躍進トッテナムの“デュオ”にも注目

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

90分あたりのSCA値を参照に上位10人を紹介

 プレミアリーグも開幕から約1か月が経ち、9月の代表ウィークの中断期間に入った。英メディア「Football365」では、今季プレミアで「最もクリエイティブな選手」を紹介。トッテナムのデュオがトップ5にランクインするとともに、日本人MFもトップ10入りしている。

 同メディアは90分あたりのSCA(Shot Creating Action/パス、ドリブル、ファウルを誘うなど、シュートに直結する2つの攻撃的アクション)の数値を基に上位10人の選手を紹介した。

 10位に入ったのはブライトンで活躍中の日本代表MF三笘薫(1試合あたりのSCA/5.40)だ。プレミア2シーズン目を迎える左サイドのアタッカーは、すでにリーグ戦4試合で1ゴール3アシストを記録。特に今季初ゴールとなった一撃は、ドリブルで相手陣内を切り裂く圧巻のワンシーンだった。

「Football365」は三笘について「彼ほどゴールを生み出すアクション(90分あたり1.54回/合計6回)が多い選手はいない」と高い数値を引き合いに称賛の言葉を贈り「ビリー・ギルモアも(アクションの数では)同率2位につけている」としている。

 9位にチェルシーのFWラヒーム・スターリング(1試合あたりのSCA/5.42)、8位にマンチェスター・ユナイテッドの心臓MFブルーノ・フェルナンデス(SCA/5.50)、7位にマンチェスター・シティFWフィル・フォーデン(SCA/5.58)と続く。

 6位には1試合あたりのSCA値5.78でアーセナルFWブカヨ・サカが入ったなか、5位には復活を遂げたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミン(SCA/5.82)がランクインしている。

 ソン・フンミンについて記事では「自らチャンスを作り出し、オープンプレーでのSCA数がこれより多い選手は3人しかいない」と報じた。4位にはクリスタル・パレスのFWエベレチ・エゼ(SCA/6.25)、3位には三笘と同僚のMFパスカル・グロス(SCA/6.47)が入る。

 2位にはチェルシーのMFエンソ・フェルナンデス(SCA/6.50)が登場したなか、栄えある1位には今季トッテナムを支えるMFジェームズ・マディソンとなった。1試合あたりのSCA は6.68で、「この夏に加入したマディソンはスパーズ(トッテナム)に適応している」と紹介されている。

 記事は総括として「マディソンはトッテナムにとって掘り出し物であり、ソン・フンミンもプレミアリーグで最もクリエイティブな選手の上位に名を連ねている」と開幕4節の時点で2位を走るトッテナムのデュオをピックアップしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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