アンチェロッティ監督の将来は? ブラジル代表就任の噂も…第一希望はレアルとの契約延長と海外報道
ブラジル代表の指揮を執る可能性が報じられてきた
スペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、2023-24シーズン限りで契約満了を迎え、その後はブラジル代表の指揮を執る可能性が報じられてきた。しかし、スペインメディア「Football Espana」は、イタリア人監督の希望はレアルとの契約延長であると報じている。
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カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝を逃したブラジル代表は、チッチ監督が退任。その後、新たに正式な監督を務める人物を見つけられずに現在もブラジル1部フルミネンセのフェルナンド・ディニス氏が兼任で指揮を執っている。また、昨シーズンの終盤にはブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長が、アンチェロッティ監督が来夏から指揮を執ると発言し、大きな話題となっていた。
一方のレアルでも、ドイツ1部バイヤー・レバークーゼンで指揮を執っている元スペイン代表MFシャビ・アロンソ監督やクラブOBの元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス氏を筆頭に、アンチェロッティ監督の後任候補の名前が報じられていた。
「Football Espana」によると、「アンチェロッティ監督は、どことも契約をしていないと同時にレアルからの契約延長オファーが届けば、レアル・マドリードの監督をさらに長く務める契約にサインするだろう」と、報じている。
アンチェロッティ監督自身は去就に関する質問には一切答えないというスタンスを崩していないという。以前はレアルの監督を解任される可能性も報じられていたアンチェロッティ監督だが、現在はクラブとの関係は良好になっている。そのため、ラ・リーガのタイトルを奪還できれば、クラブは彼と袂を分かつ考えを改める可能性もあるようだ。
ちなみにレアルで4年間、継続して指揮を執ることができた人物は、1999年から2003年のビセンテ・デル・ボスケ監督以来のこととなる。仮にこれが実現すれば、連盟会長が就任を明言していたブラジル代表の監督探しが振り出しに戻る可能性もありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)