高い守備能力は評価も…遠藤航、リバプール中盤の競争に専門サイト言及「自分の役割に慣れる必要がある」

リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】
リバプールでプレーする遠藤航【写真:ロイター】

直近のアストン・ビラ戦はマック・アリスター、ソボスライ、ジョーンズが先発出場

 イングランド1部リバプールは、今夏の移籍市場で大幅に中盤を刷新した。日本代表MF遠藤航も新戦力の1人として加入したが、リバプール専門サイト「Anfieldindex」は「遠藤は自分の役割に慣れる必要があるかもしれない」と見解を述べている。

 昨季限りで契約満了となった元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーがブライトン(イングランド)、ギニア代表MFナビ・ケイタがブレーメン(ドイツ)、元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンがベジクタシュ(トルコ)へと移籍。さらに、主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファク、ブラジル代表MFファビーニョがアル・イテハドへと向かい、サウジアラビア勢に主力を引き抜かれる格好となった。

 一方、アルゼンチン代表MFアレクシク・マック・アリスター(←ブライトン)、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(←RBライプツィヒ/ドイツ)、遠藤(←シュツットガルト/ドイツ)、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ(←バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)を新戦力として獲得した。

 遠藤は移籍後3試合に出場。直近のプレミアリーグ第4節アストン・ビラ戦(3-0)では、試合を締めるクローザー役で後半42分からの起用だった。リバプール専門サイト「Anfieldindex」も、遠藤が今後どのように使われていくかにスポットライトを当てている。

「リバプールは攻撃偏重の印象があり、遠藤の起用につながった。遠藤は、マック・アリスターのような選手が6番(ボランチ・アンカー)のポジションを強制されるのではなく、本来の(攻撃的な)役割を果たすのを助けるために獲得されたように見えた。しかし、日曜(9月3日のアストン・ビラ戦)の中盤スタメン3人全員(マック・アリスター、ソボスライ、カーティス・ジョーンズ)が快適に見えたので、遠藤はチーム内での自分の役割に慣れる必要があるかもしれない。多くの人が驚くかもしれないが、カーティスが重要なファクターなる可能性は十分にある」

 遠藤の起用法は現地でも注目テーマの1つのようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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