スペイン代表で最年少の”出場&初ゴール”の大記録! バルサ16歳FWに英紙注目「ファティ移籍の原動力となった」

スペイン代表の16歳ラミン・ヤマル【写真:ロイター】
スペイン代表の16歳ラミン・ヤマル【写真:ロイター】

前半44分から途中出場

 スペイン代表は現地時間9月8日、EURO(欧州選手権)2024予選のグループA第5節でジョージア代表と対戦し、7-1のゴールラッシュで快勝した。この試合でスペイン1部FCバルセロナに所属するFWラミン・ヤマルが代表デビューと、代表初ゴールを記録した。

 昨季、シャビ・エルナンデス監督の下でトップチームデビューを果たしたヤマル。今季はシーズン開幕から4戦連続で出場を果たし2アシストを記録。右サイドを主戦場とし、左足でのドリブルが魅力的なアタッカーだ。

 そんなヤマルは味方のアクシデントもあり前半44分からピッチに立つと、後半29分に左サイドを突破したFWニコ・ウィリアムズの折り返しをダイレクトでファーサイドに突き刺し代表初出場でゴールを記録。ヤマルは16歳57日でバルセロナの同僚MFガビが保持していた最年少出場記録(17歳62日)と、最年少ゴール記録(17歳311日)を塗り替える快挙を成し遂げた。

 試合はFWアルバロ・モラタのハットトリックを含む7-1でスペイン代表が快勝。ヤマルはゴールシーン以外にもシュートに絡むプレーを見せ、上々の代表デビューとなった。

 そんななか、英紙「デイリー・メール」は「歴史に名を刻む!」と見出しを打ちヤマルの活躍を取り上げ、「スペインサッカー史にその名を刻んだ」と2つの最年少記録を打ち立てた16歳に注目した。

 また、英紙「ザ・サン」では「バルセロナで頭角を現し、アンス・ファティのブライトンへの衝撃的なレンタル移籍の原動力となった」と、背番号10を背負っていたアンス・ファティを追いやるほどのプレーぶりを評価した。

 スペイン代表としてのゴールが公式戦初ゴールとなったヤマル。この勢いのまま、所属するバルセロナでもゴールを決めることができるのか注目が集まる。

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