浦和MF中島翔哉の負傷に日本代表OBが言及 「想定外」「後半戦のきっかけにと獲得したはずだから痛手」
スコルジャ監督はルヴァン杯準々決勝第1戦の途中出場後に負傷と明かす
J1浦和レッズは、9月10日にルヴァンカップ準々決勝の第2戦でガンバ大阪と対戦する。マチェイ・スコルジャ監督は9月8日の定例オンライン会見でMF中島翔哉が第1戦で負傷したことを明かしており、元日本代表DF栗原勇蔵氏は出場し始めて間もない段階での怪我は「浦和としては想定外」と見解を述べている。
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浦和は9月6日に行われたルヴァンカップ準々決勝第1戦をアウェーで戦い、1-0で勝利。オランダ人MFアレックス・シャルクに約半年ぶりのゴールが生まれるなど、チャンスを得た選手が活躍した。
そのなかで、スコルジャ監督はリーグ戦3試合(計43分)に途中出場している中島を後半31分からピッチへ送り込んだが、指揮官によると「ピッチに立って間もなく相手とのチャレンジで筋肉を痛め、普通にプレーできない状態になってしまった」という。メディカルスタッフの治療を受けているが、「早い復帰が望めるのかどうかの判断を待っている」という状況で、第2戦の出場は厳しそうな見込みとなった。
浦和はそのほかにも、9月2日のJ1リーグ第26節アルビレックス新潟戦(1-1)で負傷したMF大久保智明が「今リハビリを始めているが、来週に病院でもう一度検査してハッキリする。ただ、9月中に見るのは難しいかもしれない」(スコルジャ監督)状態で、今夏に加入したMF安部裕葵に関しても「かなりいい形でコンディションを上げたが、筋肉の張りが出たので1週間ほど外れた。今は復帰して、日々コンディションを上げている。9月中に見られないという断言はできない」と、しばらく時間が必要な見通しを明らかにしている。
リーグ戦5位につけるなか、中島ら負傷者が出る浦和の苦しい台所事情について元日本代表DF栗原氏は「浦和としては想定外」と見解を述べている。
「中島は8月22日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦出場を懸けたプレーオフ(理文戦/香港)で先発出場し、2得点に絡むプレーを見せていました。浦和は後半戦のきっかけにと獲得したでしょうから痛手ですね。きちんと怪我を治して、中島には頑張ってほしいです」
中島の怪我の状況が気にかかるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)