ドイツ、日本との再戦に母国メディア注目 “危機脱却”へのキーマンに挙げたのは?

森保ジャパンと対戦するドイツ代表【写真:Getty Images】
森保ジャパンと対戦するドイツ代表【写真:Getty Images】

ギュンドアンとキミッヒのプレーに注目

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間9月9日(日本時間10日未明)にドイツのヴォルフスブルクで、ドイツ代表と国際親善試合を行う。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で劇的勝利を収めた相手との再戦になるが、ドイツメディアは「ドイツは日本に勝つことを望んでいる」と伝えている。

 ドイツ代表を率いるハンジ・フリック監督は日本戦、フランス戦に向けて24人を招集。DFアントニオ・リュディガーやMFヨシュア・キミッヒ、FWセルジュ・ニャブリ、FWレロイ・サネら主力が順当に選出された(MFジャマル・ムシアラは怪我のため離脱が発表)。

 ドイツは昨年のカタールW杯後、5試合で1勝1分3敗と思うように結果を残せておらず、カタールW杯で敗れた日本、同大会準優勝のフランスとの対戦は重要となる。

 フリック監督は前日会見で、日本について「W杯でも負けましたし、バリエーションあるプレーをする。鍛錬されたチームだと思う」と語り、「チームの中では悪い雰囲気ではないと感じている。変更を加えてきて、アイデアも出てきている。今も確信をもって、編成に自信を持って臨めるものだと思っている」と意気込んだ。

 ドイツ公共放送「北ドイツ放送」は「ドイツは日本に勝つことを望んでいる」と見出しを打ち、「イルカイ・ギュンドアンとヨシュア・キミッヒがDFBチームを危機から救うのを導くことになるはずだ」とレポート。新キャプテンに電撃就任したギュンドアンと、右サイドバックでの起用が噂されるキミッヒをキーマンに挙げていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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