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フリックに「監督を続けてほしい」 ドイツ人元選手が“後任候補”に持論「ベンゲルしか想像できない」
セバスティアン・クナイスル氏が見解
ドイツ代表はワールドカップ(W杯)で優勝4回を誇る強豪だが、近年は思うように結果を残せていない。現地時間9月9日(日本時間10日未明)にヴォルフスブルクで日本代表、12日にドルトムントでフランス代表と対戦するが、ドイツ出身の元プロ選手セバスティアン・クナイスル氏は、ハンジ・フリック監督の続投を主張したうえで、万が一の後任には名将アーセン・ベンゲル氏しか想像できないと見解を述べている。ドイツの高級紙「ターゲス・シュピーゲル」が伝えた。
ドイツ代表を率いるフリック監督は日本戦、フランス戦に向けて24人を招集。DFアントニオ・リュディガーやMFヨシュア・キミッヒ、FWセルジュ・ニャブリ、FWレロイ・サネら主力が順当に選出された(MFジャマル・ムシアラは怪我のため離脱が発表)。
ドイツは昨年のカタールW杯後、5試合で1勝1分3敗と思うように結果を残せておらず、カタールW杯で敗れた日本、同大会準優勝のフランスとの対戦は重要となる。
イングランド1部チェルシーやドイツのデュッセルドルフに所属した経歴を持つ元プロ選手のセバスティアン・クナイスル氏は、「今後の焦点は明らかにハンジ・フリックだ。彼はドイツ代表チームのトップに立つ存在であり、答えるべきことがある」として、結果を要求した。
「私は選手たちに責任を負わせることに関しては賛成だが、フリックは誰を起用し、どのような戦術で戦うかを託されている。彼がプレッシャーにさらされているのは間違いない。テストマッチの結果以上に、ファンが見たくなるようなパフォーマンスを示すことが重要だ。今のドイツ代表は一歩ずつ前進していかなければならない。ダイナミックさとメンタリティーが求められる。フリックには監督を続けてほしい。代役には、アーセン・ベンゲルしか想像できない」
来年に自国で開催される欧州選手権(EURO)が控えているだけに、9月シリーズはドイツ代表にとって結果と内容が求められることになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)