今年に入ってから1勝のみで“崖っぷち”

　ドイツ代表は9月8日、ヴォルフスブルクで9日の日本代表戦に向けて会見を行った。ハンジ・フリック監督とこの日新主将に任命されたMFイルカイ・ギュンドアンが出席。フリック監督はカタール・ワールドカップ（W杯）以来の再戦となる森保ジャパンについて「興味深いチーム」と称えた。

　カタールW杯で2大会連続となるグループリーグ敗退を喫したドイツ代表。今年に入ってからは1勝1分3敗と“崖っぷち”状態だ。そのなかで、日本と再戦するがフリック監督は警戒した。

「興味深いチームだと思う。W杯でも負けましたし、バリエーションあるプレーをする。鍛錬されたチームだと思うし、過去そういう意味でいい方向に発展してきたチーム。非常に楽しみにしている」

　ドイツ代表は試行錯誤を繰り返すなかで、今回はテコ入れに臨むという。会見では新主将の就任も発表され、日本戦への“本気度”がうかがえる。

「チームの中では悪い雰囲気ではないと感じている。変更を加えてきて、アイデアも出てきている。今も確信をもって、編成に自信を持って臨めるものだと思っている」

　森保ジャパンに対してどのようなプレーを見せるのかドイツ国内でも大きな注目となりそうだ。