序盤のゴールラッシュとその後の不発が対照的な本田 地元記者「開幕7試合の輝きがない」
「決定的なプレーが全くなかった」
7日のジェノア戦で不発に終わったACミランの日本代表FW本田圭佑について、地元記者は厳しい見方を示した。試合直前の練習で発熱に見舞われた背番号10だが、この日は2戦連続で先発。試合では積極的に攻撃に絡む姿勢を見せたものの、ゴールを奪えず、後半26分にベンチに退いた。ミランも前半32分の失点を挽回できず、0-1で敗戦。4試合ぶりの黒星を喫した。
本田は開幕から7試合で6得点2アシストと結果を残し、一時はセリエA得点ランキングでトップに立つほどの活躍を見せたものの、その後の7試合は失速。前節のウディネーゼ戦で先制点につながるPKを獲得した以外は得点に絡めず、不発が続いている。
そんな背番号10に地元記者も厳しい視線を向けている。
イタリア紙「ラ・レプブリカ」のエンリコ・クロ記者はこの日の本田に平均以下の「5」の評価。
「今日はよくなかった。決定的なプレーが全くなかった。中盤が数的に不利だったためだと思う。デヨングはディフェンダーに近すぎるところにいたし、モントリーボはまだ準備ができていなかった。いつものようなファンタジア(想像力のある)プレーがなかった」
ガゼッタ・デロ・スポルト紙のアレッサンドラ・ゴッツィーニ記者も、「5・5」の評価を与えたものの、口調は厳しかった。
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