モンテッラ監督がミラン会長の“2トップ”要求を拒否! 「私は3トップでやる」と宣言

ベルルスコーニ会長の現場介入を跳ね返していたことを明かす

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、シルビオ・ベルルスコーニ会長による現場介入を跳ね返していたことが明らかになった。イタリア国営放送「RAI」のインタビューに応じている。

 2トップとトップ下を置くシステムを偏愛するベルルスコーニ会長は、第15節終了時点でローマと並び首位ユベントスを勝ち点4差で追う2位のチームに対し、「ファーストトップを置いてセカンドストライカーにスソ、その下にボナベントゥーラだ」と、ライフワークの現場介入を行いモンテッラ監督に論争を仕掛けたことを明らかにしていた。しかし、指揮官はその要求を突っぱねたという。

「最初にベルルスコーニと会った時、ピッチに立つ11人を全部イタリア人にしろと言ってきたね。そして2トップを要求してきた。私の返答は『私は3トップでやる』だったのだが……」

 イタリア人選手を育成していくという目的にはある程度沿っているものの、2トップの要求は頑として跳ね返したと明かしている。

 

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