ゴール量産中のオーバが来夏のドルト退団を示唆? 「残留するかどうか分からない」

来季についての質問に残留を明言せず

 ドルトムントのドイツ代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは2020年6月まで契約を残しているが、今季限りで退団する可能性を明らかにしている。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。

 来季についての質問を受けたストライカーは、「自分が残留するかどうか分からない。今は良いサッカーをすることだけに集中している。ベストを尽くして、タイトルを取りたい。サッカーについて以外、考えていない」と語っている。

 ドルトムントは今夏、主将のDFマッツ・フンメルスがバイエルンに、MFヘンリク・ムヒタリアンがマンチェスター・ユナイテッドに、イルカイ・ギュンドアンがマンチェスター・シティに移籍。実力者が続々とチームを去った。その一方で、フランス代表FWウスマン・デンベレら若き逸材を次々に補強したが、第13節終了時点でリーグ6位と苦しんでいる。「去年クリスマスまでに18ゴールを決めた。今年はもっと活躍したい。でも、後半戦にも集中しているんだ」とオーバメヤンは語っている。

 今季の得点数はすでにチームトップの15ゴール。チーム2位はDFピスチェク、デンベレの3得点で、攻撃陣はすでに“オーバ頼み”となっているが、そんな状況にエースは不満を抱いているのだろうか。意中のクラブと公言しているレアル・マドリードはFIFAによる補強禁止処分を受けており、来年の移籍は不可能。それでもオーバは来季、長年親しんだドルトムントに別れを告げ、異なるユニフォームに袖を通す決断を下すのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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