浦和MFシャルク、約半年ぶりの公式戦ゴールは「素晴らしいフィーリングだった」 ルヴァン杯での復活の一撃に喜び
チームに貴重な勝利をもたらした
浦和レッズMFアレックス・シャルクは、9月6日のルヴァンカップ準々決勝第1戦、ガンバ大阪とのゲームで1-0の決勝ゴール。約半年ぶりの得点がチームに貴重な勝利をもたらした。
0-0で前半を終えた試合は後半、キックオフの流れで浦和が敵陣にボールを送ると、G大阪がマイボールを安定させる前に浦和がプレス。FW髙橋利樹がボールを奪うとMF小泉佳穂がこぼれ球を拾い、ゴール正面のシャルクへ。フリーで右足を強振したシャルクの一撃は無回転でゴールに突き刺さり、浦和に先制ゴールが生まれた。
これが3月31日のJ1リーグ第6節、柏レイソル戦以来のゴールになったシャルクは「素晴らしいフィーリングだった。試合の最初はゲームをコントロールしていいリズムだったが、途中から難しくなった。ハーフタイム明けでピッチに戻ったタイミングでいいシュートが決められて良かった。ハーフタイムにロッカールームで話し合い、高い位置からプレスをかけること。それが後半の立ち上がりにハマり、最初のチャンスで決められた。後半守備も攻撃も堅く、内容のいい試合ができた」と喜んだ。
シャルクは小さな負傷による離脱も多く、思うように出場機会が伸びずに苦しんでいたが、直近のリーグ第26節アルビレックス新潟戦ではマチェイ・スコルジャ監督が好調さを買って久々の起用に踏み切っていた。新潟戦では結果につながらなかったが、このG大阪戦では得意の右足がチームに貴重な初戦勝利を呼び込んだ。
第2戦は9月10日に浦和のホーム埼玉スタジアムで開催されるが、シャルクは「今日はしっかり結果を残そうと臨んだ。素晴らしいファンがホームで待ってくれている。そこではほぼ負けることがないので、その自信を胸にホームに戻ってしっかり戦いたい」と、準決勝進出へ自信を見せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)