FC東京、ルヴァン杯準々決勝の福岡戦で1-0勝利! 前半の先制弾を守り切りホームで白星

アダイウトンのゴールでFC東京が福岡に勝利【写真:徳原隆元】
アダイウトンのゴールでFC東京が福岡に勝利【写真:徳原隆元】

福岡の対FC東京戦の8試合公式戦無敗記録を止める

 JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦が9月6日に行われ、FC東京は味の素スタジアムでアビスパ福岡と対戦した。両チームは3日前のリーグ戦でも対戦しており、その時は福岡が2-1で勝利し、FC東京戦の公式戦無敗記録を8試合(5勝3分)に伸ばした。

 3日前の試合からFC東京は先発7人を入れ替え、J1初ゴールを挙げたFW熊田直紀がFWアダイウトンと2トップに入り、DF長友佑都が3バックの左に入る3-4-1-2で試合に入った。東京に残って調整した福岡は、DFドウグラス・グローリ以外の10人を入れ替え、アウェーでの第1戦に臨んでいる。

 3日前と大きく戦い方を変えてきたFC東京が、福岡のゴールに迫る展開となるなかで前半16分に先制ゴールが決まる。福岡の陣内にロングボールを蹴っていったFC東京は、アダイウトンがロングボールに反応する。競り合ったグローリがGK永石拓海にヘディングでバックパスを送り、チャンスがついえたかと思われたが、永石がまさかの落球。ゴール前に詰めていたアダイウトンがこぼれ球をゴールに押し込み、FC東京が先制した。

 その後もFC東京は何度かチャンスを作るが、アダイウトンがGKとの1対1を決められない。それでも前半アディショナルタイムにコーナーキックからピンチがあった以外は、福岡にボールを握らせる戦い方が奏功して、前半を1-0とリードして終えた。

 ハーフタイムで3人の選手を代えた福岡は、MF井手口陽介が入ったことでボール回しにリズムが生まれるものの、アタッキングサードではFC東京の守備を崩すに至らない。後半23分には長友が相手選手とハイボールの競り合いで倒れ込み、試合が一時中断したが36歳のベテランは無事に立ち上がり、プレーを続行した。

 その後は両チームともにほとんどシュートシーンも作れずに試合は1-0で終了。FC東京が福岡から歴史的勝利を挙げ、第2戦に向けて有利な状況をホームで作った。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング