最大の目玉となったレンタル加入のファティに着目

　プレミアリーグの公式サイトが、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンの今夏の移籍市場について評価し、「三笘を補完できる」選手を補強したと伝えた。

　夏の移籍市場でブライトンは、エクアドル代表FWモイセス・カイセドをチェルシーに、アルゼンチン代表MFアレクシス・マックアリスターをリバプールに放出するなど、6選手がクラブを離れた。一方で、リバプールから加入したイングランド代表MFジェームズ・ミルナー、ワトフォードから加入したブラジル人FWジョアン・ペドロら、計7選手が加わっている。

　ブライトンの補強で、最大の目玉となったのはスペイン1部バルセロナからレンタル移籍で加入したスペイン代表FWアンス・ファティだろう。バルセロナでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが抜けてから背番号10を引き継いでいたアタッカーの加入は、世界的にも大きな注目を集めるものとなっている。

　プレミアリーグ公式でも「最も大きな加入選手はアンス・ファティであり、ブライトンの攻撃を新たな次元に連れていくだろう。彼のスピードと技術は三笘薫を補完できるものになる」と、伝えている。

　移籍期限最終日に加入したファティは、まだブライトンでデビューを果たしていないが、三笘とのポジション争いだけでなく、2人が共演することでどんなコンビネーションが見られるかも楽しみなところだ。