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ドイツは「誰もが状況の深刻さを認識」 MFゴセンスが危機感を吐露…地元紙1面で報道【現地発】
9日に森保ジャパンと対戦
ドイツ代表は9月9日に日本代表とカタール・ワールドカップ(W杯)以来の再戦を果たす。ドイツ・ヴォルフスブルクで日本戦に向けてトレーニングを積んでいるドイツは、かなり危機感を持っているようだ。ドイツ地元紙「wolfsburger nachrichten」は、MFロビン・ゴセンスが「誰もが状況の深刻さを認識している」と緊張感を持って日本戦に臨むことを語ったと報道した。
昨年行われたカタールW杯では、日本が2-1で勝利。ドイツはロシアW杯に続いて2大会連続となるグループステージ敗退に終わった。さらにW杯後の親善試合でペルー、ベルギー、ウクライナ、ポーランド、コロンビアと対戦。5試合でペルーに2-0で勝利した1勝のみで、1勝1分3敗と大きく負け越している。
ヴォルフスブルクの地元紙はドイツの練習を1面で報道。さらにスポーツ面のトップでもゴセンスら取材に応じた選手の言葉を伝えた。ハンジ・フリック監督の下、厳しい状況が続いている現況にゴセンスは「我々は本当に悪い気分で夏休みに入った。物事が以前の計画通りに進まなかったからだ。我々はなぜ危機に瀕しているのかを分かっているし、監督に借りもある。誰もが状況の深刻さを認識している」とかなりの危機感を持って日本戦に臨むことを明かした。
同メディアも「ハンジ・フリックは期待を抱かせるどころか深刻な危機に陥っている」と厳しい言葉を並べた。
現地ではピリピリした状況もうかがえるだけに、日本代表戦を含む9月シリーズは指揮官の進退を問う可能性もあるだけに、ドイツにとっては負けられない一戦となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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