不発の本田、無言で会場を去る 4試合ぶり黒星のインザーギ監督は苦悩、敵将は歓喜

本田は7戦連続でゴールなしに、インザーギ監督「先制しなければいけなかった」

 ACミランは7日、敵地でジェノアと対戦し、0-1で敗れた。11月2日のパレルモ戦以来、4試合ぶりの黒星。試合直前に発熱に見舞われた日本代表FW本田圭佑は2戦連続で先発したもののゴールに絡めず、後半26分に交代。7試合連続でゴールなしに終わった背番号「10」はミックスゾーンを通らず、会場を後にした。
 今季好調を維持するジェノアは3位に浮上。一方、7位と伸び悩むミランのフィリッポ・インザーギ監督は試合後、敵地での初黒星に苦悩をにじませた。
「試合は変だった。0-0の時に重要なゴールチャンスがあったし、先制するのにふさわしい展開だったが、逆にCKのセットプレーで失点し、試合に影響を受けた。後半、ジェノアはプレッシングをかけてきて、アウェーというのも難しかった。先制しなければいけなかった」
 前半32分にCKからDFアントネッリのヘッドで失点した場面を悔やんだ指揮官。イタリア代表MFモントリーボが先発復帰したものの、勝ち点3を奪えないどころか、勝ち点1すら逃した。

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